2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

微妙なこと

自分でもどうしたらいいか分からないような微妙なことがたまにある。その時どう動くかで、人の価値ってのは周りで評価される。 でも、本人はそこで反省をし、次からは別の行動をとりたいと心の奥底で思っているかもしれないなのに周りの評価が自分を規定して…

父、帰る

「父、帰る」という映画を見た。 東欧の映画だったが、自然の美しさとともに複雑な人生の描写が印象的だった。 ヨーロッパにしてはすごく静かな映画で「これって売れるのかな〜」とか思いましたが、風景の撮り方はかなりいい感じです。そういえば、カンヌ映…

レ・ミゼラブル

映画をみたが「あれ?こんな話だっけ?」 という感じです。自由の中に法はあるが、法が良心を苦しめているのもまた事実。 「法治国家」の法が全ての善ではなく、法もまた自分たちで作り出すものであることを心にとめておくように生徒には教えていきたい。

ひどい改憲

自民党の改憲草案を読んだが、一言で言って「ひどい」 矛盾だらけ。 矛盾だらけの憲法は権力の暴走を容認するものになります。先の戦争がそれを物語っているのにそれを繰り返すことになる。とはいえ、草案を提出した自民党内部でも「6年かかるだろう」との見…

安保から同盟。隊から軍。

今日の神奈川新聞の1面の見出しに目を通すだけで、「安保から同盟、隊から軍」という流れを感じる。小泉首相の発言で今までの首相のそれともっとも違うのは、今までが「日米安保」という言葉を言っていたのに対し、「日米同盟」ということを強調している点だ…

ハロウィン

ふと気づいたら、ハロウィンじゃないか…ウチの実家はアメリカかぶれで、母が英語の家庭教師をしていた都合もあってハロウィンを楽しむことが何度かあった。ウチの母のバイタリティのなせるわざだと今では思うが、「この家でtrick or treatって言うとお菓子が…

楽しみ

人生なにかしらの楽しみが必要で、臨床心理の言葉で言えば「非日常」と表されます。あんまり荒っぽい言い方をするとその筋の人からバッシングを受けちゃいそうですが、例えばイタリアとかの外国に行って楽しんでいるところでご近所さんと偶然会ってしまった…

成功

成功の裏に人には言えない失敗がある。 時にそこで法に触れる悪事をするものもいる。 法を犯しながらも自分は社会的に活躍をしている。 そのうち法を犯すことが成功の継続に繋がっていると錯覚し、違法行為をやめられなくなる。映画「Ray」を見た。レイチ…

個人的なこと

鹿児島の友達に電話した。 みんなそれぞれの縁でそれぞれの形で、それぞれの幸せのもとに生きている。 それを少しでも知れたことを幸せに思う。さ〜て、俺も負けてらんないぞ、と!

予想通り

先日マスコミの批判をしたばかりですが、やっぱり投票率が下がりました。 今回は32.75%前回は54.48%。 予想以上でした。 結局川口順子(よりこ)の知名度が勝った。 政策が支持されたとかそんなことを語る以前の問題だろうなと思う。選挙制度にも問題があるの…

綺麗な季節

僕は、秋と冬が大好きです。 なにもかもが綺麗に感じるからです。 秋のにおいは大好きです。 春と夏の疲れを癒してくれるからです。 ここ二年間、夏になるほど忙しかったです。 関東の夏は、ありえない暑さです。 自然の暑さではなく、人工の暑さ。 せめて部…

踊る大捜査線

現場が大事ということを、日本人はよく知ってる。 血も流れない、アスファルトの熱も感じない、汗を流すこと嫌う。そんな人間をあまり尊敬できない。理屈の上での判断より大事なことがある。 それを重々知っていながら、理屈でのガードを固める以外に方法は…

ふぃ〜っと週末

真面目くさった平日はさておき、休日にいたってはなにもすることがないわけでもないが、何をするにしても、最近なんだかハリがない。心地よい緊張感というかなんつーか…例えば勉強にしても、その先に報われる未来が見えないのは結構辛い。とある先生に「彼女…

今週末、神奈川県の参議院補欠選挙があります。 有権者が嘆いているのは情報の少なさ。 神奈川新聞でさえ、この選挙が間近になってきているのになかなか熱を帯ない。 むしろ告示されたときより冷めてきている。告示された当初は、「小泉劇場の圧勝とは違い、…

二人の父

僕の心には二人の父がいて、その二人とも、僕はとても尊敬しています。 一人は実の父。 もう一人は鹿児島の父。 これは、すごく幸福なことですが、将来の人生設計をするときに大きな悩みです。どちらにも孝行したいからです。 僕が鹿児島を出る時、すごく悩…

勉強

あと何週間で教材が届くかと思っていたら、ワクワクにボランティアに行って帰ってきた時に届いた。いきなりたくさん読んだらかなり疲れたので、ガイダンスを丹念に読む程度におさえて、気持ちの切替をしています。まだまだ一人暮らしが落ち着いたわけではな…

飛行機雲

ユーミンの飛行機雲という曲を聞いてドキッとした。 一体誰のために作ったうたかわからないが、この歌はあまり歌いたくない。だが、いつかこの歌を歌ってその人と僕が慰められることを望む日も来るだろう。幸せを願って。 人生でひとつでも多くの幸せを感じ…

現在の夢

今の僕の夢を語りましょう。鹿児島を出て1年半の今でも、やっぱり僕は鹿児島が大好きです。天の導きもあることでしょうが、なるべくなら鹿児島の教員になりたいです。 ただその前にやるべきたくさんのことが、神奈川にありました。だから今神奈川にいます。 …

一夜明け

まぁ昨日は酔っ払ったわ。 あぁ、もう。何かとな、色々な。この二日酔いの頭で考えられること。努力努力。 で、それが必要ないときはちゃ〜んと手を抜こう。

11人兄弟

11人兄弟に生まれて これほど悲痛な想いをしたことがあっただろうか。 悲しくて、悩ましく、明日、この兄弟でいるには一体どうしたらいいのかわからない。血族でさえこの始末。理想が我が家にあるというのはうそっぱちなのか…

生かされる(九)

兄と話したことは幸せについてだけではなかったが、それは今まとめることはしないでおく。それは今もなお解決できていない家族の問題であるからだ。 そのことについて僕が語れる時がくるとすれば、5年以上先のことになるだろう。兄は告別式の朝にボストンへ…

生かされる(八)

祖母が休んだその時、僕に一言だけ言えた言葉は「おばあちゃま、お疲れ様」だった。 たくさん感謝しているし、いってほしくない気持ちもあったが、知らせを受けて一週間たったその時まで、ずっと考え続けた言葉だった。 まだ生きていてほしいという気持ちよ…

生かされる(七)

8月15日の晩、すえっこの妹が翌日の吹奏楽の練習で使う楽譜がないと騒ぎ、兄弟も一緒になって探したが中々見つからず、イライラした妹が兄弟に感謝の言葉も言わずに文句をぶつぶつ言っていたので、「おばあちゃまのために神様が明日のことは忘れなさいって言…

生かされる(六)

祖母は語ることすら出来なくなっていた。 何からなにまで介助が必要だった。その時の僕は、人がここまで弱りながらも医療の力で命をつなげられることを知らなかった。 祖母はもう、家に住んでいたころの祖母ではなかった。その人が祖母だと教えられなければ…

生かされる(五)

祖母の容態の急変の知らせを受けて、ただ単に身一つで帰るのも気が引けたので、本屋に寄って、祖母に何かよいものはないか探した。 そこで見つけたのが「会う人みんな神さま」という中谷彰宏の詩集だった。 一つ一つが分かりやすく、優しい雰囲気を感じられ…

ダラダラ節

昨日は夕方からレンタカーを24時間借りて、シノブとその彼女を連れて渋谷やら温泉やらカラオケやらに行ってきました。 西は東海大学前から東は渋谷。 クレイジーケンバンドじゃないが246をかっ飛ばしました。 もちろんドライバーはほぼ僕。 でシノブたちを送…

休憩

ちょっと昨日は飲みすぎた。 もちろん寂しく一人酒。 十月の別名は神無月。全国の神社におわす神々が、縁結びの相談をするために出雲大社に集まっています。 だから出雲では神有月と言います。こんな寂しい僕の縁を神様たちはいかように取り計らうものかと、…

生かされる(四)

大学に入ってからは祖母のお見舞いをすることは全然できなかった。 鹿児島に来たのだから当然である。高校時代の偏屈な担任の影響で、僕の大学に対するイメージも人に対するイメージも歪みきっていた。 入学した当初から、何年間か留年するつもりでいた。た…

生かされる(三)

その時僕は受験生でした。 中学生活の最後にナマけたおかげで、高校では特進コースで三年間丸々受験勉強をすることを両親に約束していた。 高校の入学式で担任に言われた。「君達は落ちこぼれだ、だから他の高校生がその辺で遊んでいる間に勉強する。どうせ…

生かされる(二)

残された時間がわずかであることを知らされても、僕は何かの奇跡が起こってくれる可能性を心のどこかで期待していた。 だからこそ苦しかった。祖母は、もう四年も入院生活を続けていた。 きっかけは動脈溜の除去手術。治る可能性が七割だった。高校生だった…